チノ「いけぬまさん、お店の中でオシッコしたら駄目です！」　いけぬま「ぉッう゛ぁ～～～」

( ^ p ^ )「…」

チノ「どうして教えたことが出来ないんですか？」

( ^ p ^ )「…」

チノ「こんなに何度もお店の中でお漏らしされたら臭いが染み付いて取れなくなります。聞いてますか？」

( ^ p ^ )「あうあうあ～」

チノ「はぁ…」

チノ「…？この臭い…？もしかしていけぬまさんうんちも漏らしてませんか！？」

( ^ p ^ )「…」（ﾆｺｯ

チノ「もうっ…！接客はいいからせめて自分の面倒くらい何とか出来ないんですか…！」

( ^ p ^ )「うー」

チノ「どうしてこんなことに…」

リゼ「チノおつかれ」

チノ「ココアさん、リゼさんお帰りなさい」

ココア「どうしたのチノちゃん？あ、もしかしてまたいけぬま君がお漏らししちゃったのかな」

チノ「そうです。これでこのお店に来てからもう5回目です」

リゼ「木組みの街全体で障がい者の積極雇用を検討していてテストケースとしていけぬまがこの店で働くようになったからな。世話をするチノも大変だな」

チノ「働くっていっても余計な仕事を増やされてるだけで迷惑です」

( ^ p ^ )「う゛ぁ～」

チノ「ふぅ…毎日毎日いけぬまさんのお世話ばかり」

チノ「いけぬまさんが来てからシャロさんや千夜さん、マヤさんもメグさんもお店に顔を出してくれなくなりました」

チノ「ココアさんはいけぬまさんを甘やかすだけだし、リゼさんは距離を置いてるし。どうして私ばかり」

チノ「私はお祖父ちゃんみたいな立派なバリスタになりたいんです。介護士になりたいわけじゃありません」

チノ「ココアさんはいけぬまさんを甘やかしすぎです」

ココア「だって～、怒ってばかりいたらいけぬま君可哀想だよ～。ね～いけぬま君」

( ^ p ^ )「こ、ここあうあうあー」（ｽﾘｽﾘ

ココア「もういけぬま君ったら。まだお仕事中なんだから甘えてきちゃ駄目だよぉ。よしよし」（ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

( ^ p ^ )「ぁー」

チノ「だからいけぬまさんを甘やかさないでください」

ココア「だって～」

リゼ「それじゃ私たちは着替えてくるから後はよろしくなチノ」

チノ「はぁ…」

ココア「チノちゃ～ん、まだ起きてる～？」

( ^ p ^ )「あぅー」

チノ「ココアさん…といけぬまさん。こんな夜遅くにどうしたんですか？」

チノ「私に…？何かありましたか」

ココア「う～ん、私もよく分からなかったけど多分チノちゃんにお礼が言いたいんじゃないかな」

チノ「お礼…ですか？」

ココア「うん、チノちゃんが普段いけぬま君のお世話をしてくれるからきっとそのお礼が言いたいんだよ。ね、いけぬま君」

( ^ p ^ )「あう」

ココア「それじゃあ私は部屋に戻るから。いけぬま君ちゃんとお礼を言うんだよ。チノちゃんも怒らないでちゃんと話を聞いてあげてね。」

( ^ p ^ )「うー」

ココア「それじゃおやすみ～」（ﾄｺﾄｺ

( ^ p ^ )「うー」

チノ（確かに普段から怒ってばかりでいけぬまさんとちゃんと向き合ってないかもしれません）

チノ（きっとそれじゃ駄目なんですね）

チノ「いけぬまさん、何か御用ですか」

( ^ p ^ )「ち…」

チノ「チノです」

( ^ p ^ )「ぅー？」

チノ「私の名前はチノ、ですよ。いけぬまさん」
、
( ^ p ^ )「うー…ち…」

チノ「ち・の」

( ^ p ^ )「…うん…ち」

チノ「！？」

はよパワー系にクラスチェンジしてチノちゃんぼこぼこりんして

( ^ p ^ )「う゛ぁ～～」（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘ

チノ「あっ…！あっ…」

( ^ p ^ )「…」（ﾆｺｯ

チノ「…」

チノ「これはお客さんに出すコーヒーです！唾を入れたら駄目です！」

( ^ p ^ )「つぎは～らびっとはうす～らびっとはうす～」

チノ「いきなり叫んだらお客さんがビックリします！」

( ^ p ^ )「あうー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

チノ「あ、お店のパンを食べて…」

( ^ p ^ )「うーうー」

チノ「…」ﾌﾟﾂﾝ

( ^ p ^ )「ぅあ～？」

リゼ「チ、チノ」

ココア「チノちゃん…」

チノ「ラビットハウスは老人ホームや介護施設じゃないんです！」

( ^ p ^ )「あぃ～」

チノ「いけぬまさんはお店に出なくていいですから自分の部屋に戻ってください！」

( ^ p ^ )「…？」

チノ「私の前から消えてくださいって言ってるんです！」

( ^ p ^ )「…う゛～」（ﾄｺﾄｺ

ココア「チノちゃん…いけぬま君のことあんまり怒ったら可哀想だよ」

チノ「…！」

リゼ「そうだな。いけぬまは普通とは少し違うんだし、もう少し温かい目でみてやらないと」

チノ「そうやって…」

ココア「チノちゃん？」

チノ「そうやってココアさんもリゼさんも私に全部押し付けて、勝手な言葉ばかり言って」

チノ「あの人が来てから私がどんなに大変なのか、2人には分からないんです」

ココア「あ、ご、ごめんねチノちゃん」

リゼ「わ、悪かったチノ。お前の苦労も考えずに」

チノ「…もういいです。仕事に戻りましょう」

チノ「どうして私だけが」

チノ「私は悪くないです」

チノ「もう疲れました…」

( ^ p ^ )「うぅ～」

チノ「はぁ…また…。いけぬまさん今夜はどうしたんですか」

( ^ p ^ )「ちー」

チノ「ちー？オシッコですか？それならちゃんとトイレでしてください」

( ^ p ^ )「ちーのー」ｽｯ

チノ「え…？これお花ですか…？私に？」

( ^ p ^ )「ちーのー、ちーのー」

（ココア「チノちゃん…いけぬま君のことあんまり怒ったら可哀想だよ」）
（リゼ「そうだな。いけぬまは普通とは少し違うんだし、もう少し温かい目でみてやらないと」）

チノ「…いけぬまさんありがとうございます。このお花大切にしますね（トイレに飾ってあったお花なんですけど）」

( ^ p ^ )「ちーのー」

チノ「いけぬまさん今日は早く寝て明日はちゃんと仕事してくださいね」」

チノ「…！？　いけぬまさん私はココアさんじゃありませんよ」

( ^ p ^ )「うーうー」ｽﾘｽﾘ

チノ「全く…仕方ないですね。今日だけ許してあげます」

チノ「いけぬまさん、そろそろいいですか。もう寝ないと」

( ^ p ^ )「うー」

チノ「いけぬまさん？」

( ^ p ^ )「うー！」ｷﾞｭｰ!

チノ「ちょっ…。痛い！痛いですいけぬまさん」

( ^ p ^ )「ううううううう！」ｷﾞｭｰ!!

チノ「やめてください、そんなに強く抱き着かないでください！」

チノ「やめてって言ってるじゃないですかっ！」（平手打ちﾋﾞﾀｰﾝ

( ^ p ^ )「あぅ！」

チノ「ﾊｧﾊｧ…」

( ^ p ^ )「うぅー…」ｼｭﾝ

( ^ p ^ )「うっ…うっ…」

チノ「だ、大丈夫ですか？痛かったですか？」

( ^ p ^ )「ああああああああああああああああ！！！」ｷﾞｭｰ!!!

チノ「！！」

チノ「駄目です…！やめて…離れてください…！」

( ^ p ^ )「あー！あー！」服ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｰ

チノ「や…やめてくださ…」

( ^ p ^ )「あー♪」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

チノ「っ…！汚い…体舐めたら駄目です…！」

( ^ p ^ )「うあー♪」ﾍﾞﾛﾍﾞﾛ

チノ「う…気持ち悪い…！お父さん、ココアさん、誰か助けて…！」

( ^ p ^ )「ぅあー」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｺﾞｿｺﾞｿ

チノ「なんでズボン下して…ヒッ…それ、それだけは…」

チノ「…！だ、駄目です…！！」

( ^ p ^ )「あうー！」ｽﾞﾌﾞｯ

チノ「…！！！！」

( ^ p ^ )「うー♪うー♪」ｽﾞﾝｽﾞﾝ

チノ「痛いっ…！抜いてッくださ…」

( ^ p ^ )「うー…うっ…」

チノ「…！！」

( ^ p ^ )「うぅっ…うぅぅぅっ…」

チノ「出すのだけは駄目です！！」ﾄﾞﾝｯ!!

( ^ p ^ )「…！」ｺﾞﾝｯ!

( ^ p ^ )「…」

チノ「い、いけぬまさん…？」

( ^ p ^ )「…」

チノ「ふざけてるんですよね…いけぬまさん…」

( ^ p ^ )「…」

チノ「あっ…あっ…」

チノ「あ…コ、ココアさん…」

ココア「どうして裸に…。！！いけぬま君！」

( ^ p ^ )「…」

ココア「チノちゃんもしかして…」

チノ「あ…あ…違う…んです…いけぬまさんが…いきなり…だきついて…それで、それで」

ココア「チノちゃん落ち着いて！」

チノ「わたし…わたしは…あ…あ…」

ココア「そうだね。チノちゃんもまた一緒に働けるようになったし」

リゼ「ああ、チノが未成年だったことといけぬまの暴行に対する正当防衛が認められて何とか無実が認められたな」

ココア「でもいけぬま君がまさかチノちゃんを襲うなんて思わなかったよ」

リゼ「ああ。障がい者だからと言って私たちも油断し過ぎたな。チノには悪い事をしたな」

チノ「…」

リゼ「さあな。まあ今後も一応テスト採用は続けることになったけどな」

ココア「今度は私たちもしっかりしなくちゃね」

リゼ「そうだな」

ワイ「あっつ！！」

リゼ「あっ！またやったか！？」

リゼ「お客様大丈夫ですか？」

ワイ「この店員さんがコーヒー溢して…」

ココア「ごめんなさい。この子障がい者枠で雇ってる子なんです」

ココア「ほらチノちゃん、お客さんにごめんなさいしよう」

チノ「ぅー」

チノ「う～。ここあうあ～」ｽﾘｽﾘ

ココア「チノちゃんよしよし、お姉ちゃんが守ってるあげるからね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

チノ「あう～」ｽﾘｽﾘ

ｶﾗﾝｶﾗﾝ（店の扉が開く

ココア「あ、お客さんだ。ほらチノちゃん」

チノ「ぅ～」

ココア「いらっしゃいませ～ラビットハウスへようこそ～」
チノ「あぅ～」

完